荷物預かりのプラットフォーム「ecbo cloak」を運営するecbo株式会社。利用可能な提携店舗は全国1,000か所を超え、様々なメディアからも注目される企業が、今ビジネスエアポートを選ぶ理由とその活用方法について、代表取締役社長の工藤慎一様にお話を伺いました。
目次
事業内容
コインロッカーに代わる荷物の一次預かりサービス「ecbo cloak」の提供・運営をしています。これは「荷物を預けたい人」と「空きスペースを持つお店」をつなぐシェアリングサービスで、私の実体験をもとに誕生しました。きっかけは2016年夏頃、外国人観光客に「スーツケースが入るコインロッカーを一緒に探してほしい」と、渋谷で声をかけられ協力した際に、30分経っても見つからないという出来事でした。後から調べると全国的に荷物を預けたいという需要に対して供給が不足していることが分かり、前職で培ったシェアリングサービスの知見を活かすことでこの課題が解決すると考え事業をスタート、現在提携店舗は1,000か所を超え、サービス規模も拡大しています。
シェアオフィスを検討したきっかけを教えてください
創業当初はコスト面を考慮して他社のシェアオフィスを利用していました。その後事業規模に合わせて賃貸オフィスに移転しましたが、コロナ禍をきっかけにオフィスを手放し登記だけできる場所を利用していました。そんな中コロナも落ち着き、再度オフィス利用を検討し始めた時に、当社の働き方に合うのは、個室とコワーキングスペースが併設されているハイブリットな環境だと思いシェアオフィスへの移転を再度検討し始めました。
ビジネスエアポートを選んだ理由
以前から「ecbo cloak」のサービス着想を得た渋谷近隣でビジネスを展開したいという想いがあったのですが、オフィス探しをする中でビジネスエアポート代官山が新規オープンすると聞き、すぐに問い合わせをしました。比較としていくつかシェアオフィスを内覧しましたが、立地・設備・価格の総合的なバランス、それと新しい拠点でしたので、ワクワクしたことが最後の決め手ですね。
ビジネスエアポートをどのように利用していますか
現在は5名用の部屋を借りていて、近隣に住む社員が利用できるようにしています。今後社員が増える予定もありますが、その際も大きな部屋へ移るという選択肢の他に、共用ラウンジのアカウントだけを増やす方法も選べるなど、柔軟性のあるところが気に入っています。また、先日ビジネスエアポート代官山のイベントスペースでイベントを開催したのですが、クライアント同士がリアルで集まる機会を設けられたのはとても有意義な体験で、今後も定期的にイベント開催をしたいと思っています。将来的には事業規模がさらに拡大した際に、本社機能として現オフィスが手狭になったとしても、サテライトオフィスや私自身の作業スペースとしてビジネスエアポートを利用し続けたいですね。
ビジネスエアポートに入居して良かった点を教えてください
まずは、スタッフの皆さんの優しさや気づかいが素敵ですね。また、落ち着いていて品のある雰囲気の中で仕事に取り組めるのが心地良いです。以前入居していた他社のシェアオフィスでは、設備やサービス面で不便を感じることもあったのですが、ビジネスエアポートは設備面も充実しているので、これまでのような不便さもなく快適に利用できています。館内のリフレッシュエリアは、海外出身のスタッフとのコミュニケーションを取るきっかけにもなっています。
今後の展望についてお聞かせください
事業規模を現在の10倍に拡大し、荷物預かりのインフラを整備していきたいと思っています。2028年を目途に、「1つのアプリがあれば世界50か国で同じサービスが利用できる」という環境を整えることが現在の具体的なビジョンです。事業の特性上、国内外を問わず出張する機会も多いのですが、「帰ってくる場所」として、今後もビジネスエアポートを利用していきたいと思います。